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【029】「興味を持ったことはとことん教えてあげる事、子どもの気持ちを引き出す事、子どもの可能性を過小評価しないでやらせてみる事」英会話講師で二児のママ/Mayukoさん

October 27, 2015

名前 :Mayuko Dilg

居住地:Woodland Hills 

経歴:

秋田県出身。神奈川県立の短大を卒業後、半年間カナダのバンクーバーに留学。帰国後、みずほフィナンシャル・グループの子会社にて外為業務に取り組む。結婚を機にNYへ引っ越し、長男を出産して一か月でLAに引っ越す。現在は育児の傍ら、暇をみながらオンライン英会話講師として在宅で働く。

南カリフォルニア暦:4年

お子さんの年齢と性別:4歳(男の子)、1歳(男の子)

Q:出産はどこでされましたか?(アメリカ/日本?)自然分娩/無痛分娩/帝王切開?何か出産時の面白いエピソードがあれば教えて下さい。

長男はNYのマウントサイナイで自然分娩で出産しました。病院についたときはすでに子宮口が8CMも開いていましたが、ほぼ痛みもない平常状態だったので、看護婦さんに疑いの目で見られ、分娩室に入るまでだいぶ待たされました。病院に着いてから2時間での出産。この世のものとは思えない痛みに驚愕しましたが、あとから知ったのは勝手に促進剤を使われていたという事。どうりで陣痛がひどかったわけです…。

次男はLAのカイザーで無痛分娩で出産しました(前回の経験から2回目は絶対無痛でと決めていました)。初めての無痛に終始感動していて、力むときも出産した時も心に余裕があり、一回目の出産とは天と地の差で楽でした。そして出産して数日経ってから病院で日本人のお母さんに声をかけられ、話してみると私と同日に同病院で出産した方だとわかり、その方とは今でもとても仲良くさせていただいています。妊婦健診の時は全く出くわさなかったのに、とても不思議な縁に感じました。

Q:出産後何が一番変わりましたか?

生活スタイルがなんでも子供中心のスタイルに変わりました。今までは着の身着のまま好きな時に好きなことをするという生活でしたが、今は子供の学校、宿題、日本語の勉強、昼寝のタイミングなど、時間配分を考えて生活しています。毎日目まぐるしく過ぎていきますが、子供ができてからいかに今までの自分はLAZYだったかと思い知らせれています(笑)そういった面では、効率的に行動できている今の生活は好きです。

Q:育児ポリシーは何ですか?

興味を持ったことにはとことん教えてあげる事、子供の気持ちを引き出す事、そして子供の可能性を過小評価しないでやらせて見る事です。新生児だろうがまだ言葉がわからない月齢だろうが、子供が指さし等何かしらの形で反応をするものにはその名前を言うだけでなく、どんなことにどのようにいつ使うか等細かく説明するようにしています。興味を引き出すという意味もありますが、子供の語彙力や会話力が身つながるので、その都度日本語でたくさん語り掛けるようにしています。また教師の夫によると子供には難しいと思われる言葉もどんどん取り入れて話した方がいいとの事なので、そのようにしています。それからこれは夫がいつもうまく実践しているのですが、自分の気持ちを言葉に表させるようにしています。うれしい時は勿論ですが、主にネガティブな気持ちに焦点を置いています。例えば欲しいものが手に入らない時、どんな気持ちか?友達と喧嘩してどんな気持ちか等を聞きます。最初は勿論そんなに言葉も知らないので、こちらからもしかしたらこういう気持ちではないかと提案しながら説明していきます。そう口にする事によて、相手に自分の気持ちを伝えやすくなり、心の中の不満やストレスが減るような気がします。どれもこれもそうですが、子供だからと言ってこれはできないだろうと決めつけるのではなく、とりあえずやってみさせる事にしています。実際にそうさせていると、この年でこんな事までできるのかと驚かされることが多々あります。

Q:お子さん達はデイケア/プリスクールに通われていますか?(何歳からですか?日系ですか?現地校ですか?)

長男は現地校のPRE-Kに入っています。

Q:仕事と育児のバランスについて。仕事をしていて良かったというエピソードは?逆に、仕事をしていて大変だったというエピソードは?

仕事は自分と家族に無理がない程度に行っています。幸い私のしている仕事は仕事量や、時間帯等すべて自分で調整できるようになっているため、好きな時に好きなだけ仕事をする形です。仕事をしていて良かったことは、生徒さんに良いレッスンだったと言われること。または私のレッスンを気に入ってくれて常連になってくれる事です。逆に大変だった事は仕事を始めたころ、教えることについて全く知識が無かったので、どうやって人に教えたらいいのか、またレッスンプランの立て方等を自己流で編み出していく過程が大変でした。

Q:時間管理は大きなテーマかと思いますが、何か実践されていることはありますか?

現在長男が学校に通っているので、自然と朝の時間管理はスムーズに運んでいると思います。夕方に入るとご飯を食べさせたり、お風呂に入れたり、歯磨きさせてから本を読んだりとやることが目白押しなので、時間に余裕をもって早め早めの行動で一つづつクリアしていっています。

Q:旦那さんとの子育て分担はどのようにされていますか?

今は子供が2人いるので、長男の世話は主に夫が、次男の世話は私がというようにわかれています。ただ夫も仕事が忙しいので、彼がいないときは全て自分で行いますが、いるときはできるだけ任せるようにしてます。

Q:アメリカでの育児で大変だったエピソードは?その困難をどのように乗り越えましたか?

NYで出産した時はまわりに家族がいなくて、すべて自分たちで対処しなければならなかったのが大変でした。ただたまたま夫が夏休みに入っていたので、毎日一緒に家にいてくれて育児、家事をしてくれたので何とか乗り切れました。

Q:バイリンガル/トライリンガルになるように特別にしていることはありますか?

基本的に私は日本語、夫は英語オンリーで語り掛けるようにしています。ただ私の日本語だけを聞いていると、女言葉になる恐れがあるので、長男が4歳を過ぎてからは夫が日本語流ちょうなのを利用し、彼にも長男には男の人が話す日本語で話しかけるようにしてもらっています。それから私の地元では秋田弁が強いので、頻繁にじじ、ばばと話しをして秋田弁に慣れてもらおうとしています。

Q:お子さんと一緒に行くオススメ地元スポットを二つ教えて下さい。

最近Woodland HillsにできたThe Villageの中にある子供用スペースがおすすめです。水で遊べれる場所や、葉っぱのような遊具で高いところまで登ることができたりします。またファミリールームはとても綺麗で広く、エアコンがきいていてゆっくりできます。もう一つはCALABASAS COMMONSです。毎週火曜日の夕方から子供向けのイベントが行われており、マジック、パペット、歌等内容も多岐にわたり楽しめます。また噴水のあるところにはカメが沢山いて、子供たちは見ているだけでも楽しいようです。

Q:好きな子供ブランドはどこですか?

CARTERSが一番好きです。ただ子供の服はすぐ着れなくなってしまうので私は古着をよくTHRED UPというオンラインストアで買っています。どれも厳選された綺麗な服しか置いてないので、ほぼ新品と同様です。そしてもし必要なくなった服があればその会社に送って、服を売ることもできます。

Q:趣味は何ですか?

趣味は写真撮影とブログです。NYに住んでいた時は短期でフォトグラファー・アシスタントをした事もある位、写真が好きです。結婚前は文房具や、花、自分で作った料理の写真等、風景以外の動かないものを撮るのが好きでしたが、今は専ら子供たちの写真が主です。ブログはだいぶ前から書いていますが、夫との出会いから一緒になるまでを小説風に書いています。ただ恥ずかしいのでここにはリンクを貼りませんが(笑)

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Q:今後の夢は何ですか?

趣味であるカメラをいつか極めてみたい!きちんと学んだ事はないので、学校に行って勉強して、あわよくば自分のフォトスタジオを持ってみたいです。それから5年前から書いている小説を何とか書き終わらせたいです。

【インタビューを終えて】

子ども達に気持ちを言葉で表現するように促しているという真由子さん。特にネガティブな気持ちを説明できるようになると、自分のフィーリングについても認識できるようになり、泣きわめく事も少なく気持ちも楽になるんだろうなと思います。子どもだからと過小評価する事なく向かい合うことも本当に大切なんだなと改めて考えさせられました。実はこの小説をこっそり読ませて頂いたのですが、引き込まれる文章とピュアな愛情深いストーリーで、実際にも素敵なママだと以前から思っていたのですが、益々真由子さんファミリーの虜になってしまった私です。今回はご協力本当に有り難うございました!

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