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【005】「バイリンガルというかバイカルチャーに育って欲しい」幼少期7年間の海外経験をもつインターナショナルな2児のママ/Ariniさん

May 12, 2015

名前:Arini Yoshida

居住地:Orange County

経歴:

日本人の父と、インドネシア人の母の間に産まれ、幼少期の7年間を海外で過ごす。日本で大学を卒業後、都内の総合商社にて経営企画室/社長室に5年間勤務。人事採用・研修、企業広報、IR、ウェブ制作等に関わる。2005年に退社、単身渡米。サンフランシスコに住みUC Berkeley Extensionにてマーケティングとインターナショナルビジネスのディプロマを取得。翌年南カリフォルニアへ移住、人材会社にて日系企業向けの営業およびコンサルティング業務に従事。結婚後、長女の出産を機に退社。 在宅で、日系企業のマーケティング支援業務やオンラインでの輸出入販売、執筆業務などを行う。子供達の通う現地校でのボランティア活動も行っている。

お子様の年齢:5歳(女の子) 、3歳(男の子)

南カリフォルニア暦:9年

現在の活動:

日本の伝統文化を海外に伝えたいという想いで家族と起業。その一環で、現在はKimono Project -Imagine One World- のアメリカでのプロモーションを行っています。「2020年の東京オリンピックに向けて、日本伝統文化の華であり象徴と言えるKimonoで世界を映すという思いで、それぞれの国の文化や伝統を、最高の着物の技術とデザインで創作する」という九州発祥のプロジェクトです。6月にはアメリカの着物のお披露目となるファッションショーがロサンゼルスで行われる予定です。

www.facebook.com/imagineoneworldkimonoproject

ショーの様子、Kimono Project公式サイトより。

ショーの様子、Kimono Project公式サイトより。

Q: 出産後、何が一番変わりましたか?

精神的に強くなれました。自分を本当に必要としてくれる生き物(?笑)ができたことで、この子たちを守らないといけないという母親としての強さをもつことができました。あと、もともとナチュラルなものが好きだったが妊娠・出産を機に、よりいっそう、食事、スキンケアなどもなるべく自然なものを取り入れるようになりました。安心・安全なものに敏感になりましたね。

Q: 自分の育児ポリシーを教えて下さい。

子供達が「愛されている」ことを感じてくれるようによく観察をし、言葉かけやスキンシップをとること。他人への思いやりとともに自分のことを大切にするように教えること。

Q: お父さんとの子育ての分担はどのようにしていますか?

平日は主人の仕事も忙しいので、ほとんど私が子供の面倒を見ますが、早く帰ってきたときは、子供達をお風呂に入れてくれたり家事もしてくれます。土曜日はパパと子供達だけの時間(私は習い事など趣味の時間)ママとはできない、体をおもいっきり使ったダイナミックな遊びをたくさんしてくれているようで子供達も喜んでいますし体力もつきました。日曜日はなるべく家族団欒の時間を過ごすようにしています。ビーチに行ったり、自然のなかでピクニック、キャンプなど。なるべく外にでてアメリカの大自然を堪能するようにしています。

家族旅行で行ったDana Pointのキャンプ場にて。

家族旅行で行ったDana Pointのキャンプ場にて。

Q: お子さんは保育園や学校に行っておられますか?

娘(5歳)は現地のTKと今年の春から補習校に行っています。息子(3歳)は現地のプリスクールと週一回の日系幼稚園の親子クラスに行っています。

Q: 今後どのように仕事をしていきたいと思っていますか?

以前フルタイムで勤めていた時は激務で体調不良を起こしたり、子供が産まれてからも深夜作業の在宅ワークをしたりして、家族に迷惑をかけたりしたこともありました。それを教訓に、今は無理をせず、自分が一番心地よく、子育てとのバランスのとれる仕事をしたいと思っています。将来なんらかの形で起業したいと思っているのでそれをめざしてゆっくりと準備を進めています。自分の好きなことについて勉強をしたり、在宅での業務をメインに行っています。逆に、そのような選択ができる環境や周囲の協力にも感謝しています。これから育児も少しずつ外にシフトしていくと思うので自分の時間も充実させたいと思っています。

Newport Beachにて。

Newport Beachにて。

Q: アメリカでの育児で大変だったエピソードは?その困難をどのように乗り越えましたか?

最初に娘が生まれた時、初めての海外育児で、右も左も分からず、状況を共有できる友人もあまりいなかったこと、両親も離れているので孤独感や不安を感じたこともありました。そこでまずは身の周りで状況を共有できる友人作り(日本人、現地の友人問わず)からはじめ、だんだん育児が楽しくなってきました。5年経った今でも、親子ともども大切な友人でイベントごとにいっしょにお祝いしたり出かけたりします。現地の友人達には、アメリカの育児情報・教育事情などを教えてもらったり、反対に日本のカルチャーを紹介したりします。家族や、周囲の人にたくさん助けられています。

Q: バイリンガルになるように育児で意識していることはありますか?

日本語・英語ともに言葉というかコミュニケーションの楽しさを意識しています。日本語のお友達と遊ばせたり、近所の方と接することなどですね。日本語は家庭内で使っていますが、本の読み聞かせ、現地校と並行して日本の学校に通わせることを実践しています。また夏休みを利用して日本の学校に体験入学をさせています。英語は基本は学校任せですが、家でサポートはしています。バイリンガルというかバイカルチャーに育ってくれるといいなと思います。子供達の祖父母はインドネシア語、中国語を話すので、自然に興味をもっているようなので、興味に応えるように意識しています。

Q: 今後の夢は何ですか?

子供達が日・米・アジア双方のカルチャーを取り入れながらのびのびと育ってくれること。自分自身もそうだったので、子供達にも様々な異文化との交流を通じて成長してほしいと思っています。アメリカならではの多文化社会の中で、自分だけのなにかを見つけて欲しいです。自分としては、個人の夢の実現にむけて準備中です。

【インタビューを終えて】

ご自身も幼少期に海外経験があるAriniさんらしく、日本・アメリカ・アジアのそれぞれの文化を取り入れて育って欲しいという言葉がとても印象的でした。語学はもちろん大切ですが、もっと大事なのは言語を含めた文化を理解することなんだと思います。そして文化を理解することが、楽しい!話したい!という強いモチベーションに繋がっていくんだと思います。現在取り組まれている、日本の伝統を世界に伝えるKimono Projectへの熱い想いを聞かせてもらいました。来月ロサンゼルスで行われる、アメリカの着物ファッションショーがとても楽しみです。こうやって情熱をもって働くママの見て、子供達も自然と伝統や文化に興味を持っていくのでしょうね!

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