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【052】「親も人間、完璧な子育てや家庭環境を与えられなくても、子どもは親の背中を見て育つ」サンディエゴの母校でもあるカレッジで留学生アドバイザーとして活躍する、三人のママ/Mikaさん

August 16, 2016

お名前:ミラー美加

居住地:サンディエゴ

経歴:

岐阜出身。横須賀、藤沢で英会話スクールの教師時代に結婚。長男を出産後、USミリタリーに勤務していた夫の転勤でサンディエゴへ。次男出産後コミュニティーカレッジ、グロスモントカレッジに入学し、その後13年間、仕事と育児しながらサンディエゴ州立大学で学び、心理学学士号とアジア研究修士号を習得。母校のグロスモントカレッジで留学生アドバイザーとしてアドミッションに勤務、非常勤講師として「アジア系アメリカ人の歴史」も教えていました。勤続17年目になります。

南カリフォルニア暦:26年

お子さんの年齢と性別:長男26歳(高校でフットボールコーチ)、長女24歳、次男21歳(ユタの大学へ)

Q:出産はどこでされましたか?(アメリカ/日本?)自然分娩/無痛分娩/帝王切開?何か出産時の面白いエピソードがあれば教えて下さい。

長男は横須賀の海軍病院で生まれました。初めての出産でアメリカ人の医師、看護婦にお世話になりましたが、たまたま日本人のインターン医師が出産に立ち会ってくれて、日本語で励ましてくれたことがとても嬉しかったことを覚えています。三人とも自然分娩。長女と次男はサンディエゴで出産しました。二人目のときはエピドラルという薬で痛み緩和をお願いしようと決めていたのに、陣痛が始まったときにはもう分娩の準備で、”Too late”と言われてしまいました。今ではそれでよかったなと思っています。

Q:出産後何が一番変わりましたか?

わたしは一人っ子だったので、淋しがりやだったのですが、子供が生まれてからはこれからはひとりぼっちになることはないんだな、と思ったことを覚えています。子供たち三人が朝起きてから寝るまで一緒に笑い、遊んでいるのを見てうらやましかったです。

Q:育児ポリシーは何ですか?

ポリシーと意識はしてはいなかったのですが、今思い出してよかったなと思うことは、子供たちに対して正直に接していたこと。例えば自分がイライラしていてつい大きな声で怒鳴ったりしてしまった後、悪かったなと思ったら、「ごめんね、ママはさっきイライラしていてどなっちゃって。。。」とあやまりました。(よくありました。)もうひとつ、どこかで読んで面白い説だなと共感したフレーズは「親はあっても子は育つ」。解釈は、「親とは絶対的なものではなく、どちらかというと子の成長の邪魔をしたり、悪影響をおよぼすこともあるが、それでも子供は育ってくれる」。親も人間、完璧な子育てや、家庭環境を与えられなくても、子供は親の背中を見て育ちます。わたしは昼間は仕事、夜は学校というスケジュールが長かったので申し訳なかったと思うことは多々ありました。「ママは学校に行っていて夕食なんか手抜きで居なかったことが多かったから申し訳ないとおもっているよ。ごめんね。」と伝えたとき、子供たちは、「そんなことないよ。ママはいつもそばに居てくれたよ。学校の行事やスポーツの応援にもいつも来てくれてたし。」と言ってくれました。思いやりがあり、やさしさがある子供に育ってくれて本当に感謝しています。

Q:お子さん達はデイケア/プリスクールに通われていますか?

デイケア、プリスクールとも現地校でした。真ん中の長女はフルタイムの仕事をしている時に生まれましたので、生後2カ月くらいから知り合いが紹介してくれた個人経営のデイケアへ預けました。三人目の次男が生まれた時に退職して2年半ほど育児と学校に専念できましたが、その後再就職しましたので子供たち全員がデイケアとアフタースクールケアのお世話になりました。

Q:仕事と育児のバランスについて。仕事をしていて良かったというエピソードは?逆に、仕事をしていて大変だったというエピソードは?

仕事と育児の両立はお父さんからの協力と参加がなければ両立は無理ですね。夫が子育てに協力してくれたので子供達はスポーツを楽しみ、(大学バスケやフットボールが好きなので)大学へも行ってくれました。仕事をしていて良かったと思うことは卒業していった生徒から何年も経ってから連絡があって「グロスモントは本当にいい学校だった、」と言ってくれること。教師時代の生徒から「先生から教わった事が今の自分にまだ生きています。」と言われることです。

Q:時間管理は大きなテーマかと思いますが、何か実践されていることはありますか? 

学生時代は学ぶことは授業中にしっかりと覚え、勉強の時間を少なく効率的だったと思います。笑
学校で家を開ける時申し訳ないという気持ちがあったので、一緒に過ごせる時間を充実させようと精一杯楽しみました。

Q:旦那さんとの子育て分担はどのようにされていますか?

特別に誰が何をする、と決めていなかったと思います。手が空いている方がその場で子供の世話をする感じだったと思いますね。その時々のコミュニケーションを大切にしていました。

Q:アメリカでの育児で大変だったエピソードは?その困難をどのように乗り越えましたか?

大変だったことは、喉元過ぎて忘れてしまったようです。笑 長男の日本語学校の宿題を管理するのはとても大変で、中学になってからは家庭教師の先生にお世話になりました。高校時代娘がバスケ選手だったのでスポーツ特待生(スカラーシップ)をもらえる大学へ進学させたくてヤキモキした頃は大変でした。トーナメントで毎週末どこかへ遠征、とか。経済的にも大変でした。

Q:バイリンガル/トライリンガルになるように特別にしていることはありますか?

子供のころの本の読み聞かせは最低二冊。英語と日本語を読みました。漫画本もオッケー。日本のテレビ番組(V6の学校へ行こう)やアニメ(クレヨンしんちゃん)をビデオ(DVD)に撮って送ってもらったものを繰り返し観てました。夏休みには日本の実家で小学校と中学校で体験入学もさせました。日本語補習学校(土曜日のみ)も行かせました。下の二人は小学校2年でリタイアしましたが、長男は中学まで卒業しましたので、日本の母や叔父ともかなり込み入った話もできます。日本の文化が好きですね。

Q:お子さんと一緒に行くオススメ地元スポットを二つ教えて下さい。

La Jolla CoveでTide Poolを歩いたり、野生のあざらしがのんびり寝ているのをを眺めるのが好きです。家族全員居酒屋但馬のラーメンが大好きでお祝い事はいつも但馬でラーメンです!

Q:好きな子供ブランドはどこですか?

うちの子達はみんなアスリートなのでNikeやUnder armourですね。

Q:趣味は何ですか?

Jazzの演奏。エレクトリックベースをカレッジのコンボに参加して弾きます。ジャズコンボでホームパーティーやイベントで弾くこともありますので、有料ですがご要望があればご相談ください。笑

Q:今後の夢は何ですか? 

アメリカ人の子供たちに九九や漫画歴史本の英語版を作り,学力倍増のおてつだいしたいです。あとサンディエゴでジャズフェスティバルを開催したいのです!日本からのジャズミュージシャンを呼んでジャムセッションとか出来たら素敵でしょう。夢は大きく。笑

【インタビューを終えて】

三人ともアスリートとして奨学金をもらう厳しさや競争激しい世界で生きてこられながら、「子ども達に反抗期が無かった」というコメントに驚き、その秘訣を知りたいと思いました。そしてみかさんとお話をしながら一生懸命生きているお母さんの背中を見て育ったからなんだろうなと感じました。又、兄弟仲がいいというのも素晴らしいと思いました。「アメリカではスポーツの競争が非常に厳しいんです。特に人気なのは、男の子だったらフットボール・野球、女の子だったらバスケットボール・バレーボールです」みかさんのお子さん達は小学校三年生からスポーツを始められたそうなのですが、「やはりいつ始めるかも肝心。ミドルスクールから始めたのでは遅い」とのこと。今後アスリートのお子さんを育てるママ達は参考になるのではと思います。みかさんの「アメリカ人の子ども達に九九や漫画歴史本の英語版を作りたい!」という夢がいつか実現することを願っています!今回はインタビューのご協力、本当に有り難うございました!

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