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【049】「遊ぶ時も、悩む時も、怒る時も、泣いちゃう時も、常に子供の視線で一緒に楽しむ」アナリストから数学教師へとキャリアチェンジ中の二児のママ/Erinaさん

June 14, 2016

お名前:Erina Smith

居住地:サンディエゴ

経歴:北海道札幌市出身。高校卒業後に一浪し、2002年に留学生として渡米しました。UC IrvineのESLで9ヶ月勉強した後、サンディエゴに移住。コミカレからSDSUに編入し、2007年に応用数学専攻で大学卒業。複数のアナリストポジションを経て、現在は銀行で不動産分析をしています。

南カリフォルニア暦:14年

お子さんの年齢と性別:8歳(男の子)・6歳(女の子)

In Nadeshiko Way

Q:出産はどこでされましたか?(アメリカ/日本?)自然分娩/無痛分娩/帝王切開?何か出産時の面白いエピソードがあれば教えて下さい。

二回ともアメリカで自然分娩+陣痛1~2時間の超ハイスピード出産。

一回目のときは自分で運転していった検診で、「今日、生まれますね」とミッドワイフに言われてそのまま出産。立ち会った旦那のコーチング(というか熱い応援?)のおかげで、とてもスムーズなデリバリーでした。

二回目も検診からそのまま出産。無痛にしたいと思ったらあっという間に陣痛が進み、「あら?もう生まれちゃったの?」と本気で思ったくらいスムーズ。ナースもミッドワイフも驚いていました。

Q:出産後何が一番変わりましたか?

人生で何が大事か?という優先順位がガラッと変わりました。子どもってすごい。「家族」という存在がこんなに自分の中で大きくなるとは想像もしていませんでした。

子どもが生まれる前は、旦那も協力的なので仕事も家族も半々くらいでやっていけるだろうな・・・と思っていました。最初の産休から仕事に復帰後、息子が初めて座った瞬間、立った瞬間、歩いた瞬間、という様々なマイルストーンを逃したことがすごく悔しくて、それからは家族が絶対に一番、と思うようになりました。

Q:育児ポリシーは何ですか? 

「子どもと一緒に楽しむ」です。遊ぶときも、悩むときも、怒るときも、泣いちゃうときも、常に子どもの視線で一緒に楽しむ。子どもと一緒にやれば良いのだから、私が最初から何でもできる必要はないんだって思えたら、子育てのプレッシャーを感じなくなりました。私も子どもと一緒に考えて、何が正しいか、何が楽しいかを発見する日々です。

Q:お子さん達はデイケア/プリスクールに通われていますか?(何歳からですか?日系ですか?現地校ですか?)

息子が3歳、娘が1歳半のときからデイケア・プリスクールに通いました。現地の教会系プリスクールです。

Q:仕事と育児のバランスについて。仕事をしていて良かったというエピソードは?逆に、仕事をしていて大変だったというエピソードは?

仕事をしていて良かったと思うことは、ママも外で頑張ってるんだよと子どもに見せられるところ。親だって成長するし、失敗するし、へこむし、疲れる。だけど、努力すれば成果を出せる、という人生訓は言葉で伝えられることじゃないし、自分の背中で見せたいなと思っているので、仕事をすることは私の子育てに必要不可欠です。

大変なことは、時間があっという間に過ぎてしまうこと。一日があっという間、一週間があっという間。一ヶ月、一年が本当にあっという間に過ぎてしまう。自分のケアをきちんとできなくて、体を壊したこともあります。そのたびに、家族に心配をかけてしまうので、やはり自分の体と心の声をきちんと聞いてあげないとな、と思います。

Q:時間管理は大きなテーマかと思いますが、何か実践されていることはありますか?

家族と時間を過ごすために、仕事は定時で切り上げること。自分の時間を作るために、子どものベッドタイムは厳守すること。目的なくダラダラと過ごす時間は生活の中からなくなりました。

Q:旦那さんとの子育て分担はどのようにされていますか?

平日は、基本的に朝型の旦那が朝の準備担当で、夜型の私が夜の宿題担当です。旦那は料理・洗濯・掃除・子どものランチ作りから庭仕事まで何でもやるので、週末は、その取りこぼしを私がやるという感じです。

Q:アメリカでの育児で大変だったエピソードは?その困難をどのように乗り越えましたか?

転職や転校・引越しなどのトランジションが起こると、どうしよう?と思いますね。デイケアは見つかるのかとか、帰宅時間は子どものピックアップに間に合うだろうか、とか。だけど、それも一つ一つ、人と話し合ったりしながら解決できてきたんだと思います。

Q:バイリンガル/トライリンガルになるように特別にしていることはありますか?

していません。我が家では特別に日本語を教えていないので、英語のみです。私にとっては、英語しか話せないパパと日本語英語話せるママの環境で、やはりパパをきちんと含めた家族の会話をもてるというのは大きいし、これからしばらく生きていくであろう英語社会では、子ども達に必要なものは「英語が母語である」という事だと考えています。

Q:お子さんと一緒に行くオススメ地元スポットを二つ教えて下さい。

San Diego Zooは家族でお気に入りです。最近は、アートが好きな娘のためにお絵かきセットを持って行きます。地元の図書館は毎週末のように行ってます。

Q:好きな子供ブランドはどこですか?

子供服はもっぱらOld Navy, H&M, Targetです。私自身、モールで買い物が好きじゃないので(笑)、最近はオンラインでセールのときにごっそりと買っておいて、体が大きくなってきたら少しずつ出してます。汚さないかとハラハラするのが嫌なので(笑)、子供服は安いもので済ませています。

Q:趣味は何ですか?

一人でするなら太陽の下で読書。家族でするならなんでも趣味です。

Q:今後の夢は何ですか?

教職へのキャリアチェンジの真っ最中なのですが、アメリカで数学を教え、自分も教えられること。自分が高校時代で苦手で向き合い方を知らなかった数学をアメリカでのカレッジで克服した経験、子育てする中で伝え方が大事という事を学び、「教える」ということに興味を持ちました。ずっと成長できる人間でいられることが夢です。家族での夢は、4人でゴルフラウンドを回ること。練習しないと娘にも抜かれる日が近いかもしれません。

【インタビューを終えて】

出会いはえりなさんの「In Nadeshiko Way」というブログでした。『どんな形であれ、アメリカにやってくる日本人女性には、不安があり、期待があります。それを等身大の女性目線で伝え、現代の「やまとなでしこ」として国際社会で活躍する女性になるために、何が必要なのか?を一緒に考えていく学び場、それが In Nadeshiko Way です』〜ブログより抜粋〜 特にバイリンガル教育について悩んでいる時に読んだ「私が子どもに日本語を教えなかった理由」という記事にとても考えさせられ、それ以来興味深く記事を読むようになりました。そしてインタビューをお願いして、平日深夜まで三時間強のスカイプ電話。えりなさんは聡明でフラットな方で、ママとしての話だけでなく、留学・キャリア・国際結婚の話等々、彼女の人生の縮図を三時間で聞かせてもらいました。彼女の生き方は、自分の居場所を定期的に確認して、自分自身・家族・コミュニティーに何ができるか?を問いかけながら(彼女のGivingな精神が特に素晴らしいのです!)ライフスタイルをシフトしていってるように私には感じられ、私にも少し立ち止まって考えるきっかけをくれました。ブログには特に海外生活をする日本人女性にとって興味深いトピックが沢山書かれていますので、是非チェックしてみて下さいね。この出会いを通じて、今年の目標の一つでもあったサンディエゴのママ達を紹介してもらったり、新しいプロジェクトにも繋がっていきそうで今から楽しみにしています。ママトーク50回を目前に素晴らしい出会いでした。今回はインタビューのご協力本当に有り難うございました!

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