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【038】「後で振り返ればあっという間だったという今という時間、慌ただしい毎日だけど大切にしたい」数学・統計学の教授で二児のママ/Naokoさん

January 18, 2016

名前:前川直子

居住地:Portola Hills

経歴:愛知県名古屋出身。1994年に家族でカリフォルニアに移住する。ハイスクール卒業後、上智大学に1年在学し、UC Irvine に編入する。数学の専攻で卒業後、UCLAの大学院へ進み、統計学科でMaster’s Degreeを取得。その後、4年ほど、Community Collegesで数学、統計学を教えて、2008年からフルタイムでOrange Coast Collegeで勤務。

南カリフォルニア暦:21年

お子さんの年齢と性別:4才(男の子)、19ヶ月(男の子)

Q:出産はどこでされましたか?(アメリカ/日本?)自然分娩/無痛分娩/帝王切開?何か出産時の面白いエピソードがあれば教えて下さい。

2人ともアメリカです。どちらも、無痛分娩でした。長男の出産の時は、何もかもがはじめて、緊張しっぱなしでした。麻酔で何もかんじないので、看護婦さんに力んでといわれたら、力むというかんじで、それも力み方もいまいちわからず、とまどったのをおぼえています。生まれたときは、あー無事にうまれてきてくれてありがとうという気持ちでいっぱいでした。新しい命の誕生って、本当に奇跡ですよね。

Q:出産後何が一番変わりましたか?

出産後一番かわったことは、生活のリズムが子供中心になったこと。今までは、自由に使えていた時間が、息子たちが生まれたことでその時間がすべて子供たちにむけられました。待ち時間の長いレストランでも気軽にいったり、時間を気にせず買い物に出かけたりなど、子供たちがいる今はとんでもないことです。大変な事も度々ありますが、それにも増して、日々の子供の成長をみて、喜びを感じられるようになりました。次男が「お帰り」が言えるようになった、ママといって、おひざにすわってくるとか、ちょっとしたことがうれしいのです。後でふりかえれば、あっという間だったという今という時間、慌ただしい毎日ですが大切にしたいですね。

Q:育児ポリシーは何ですか?

褒めて伸ばすですかね。ちょっとのことでも、よくできたね、すごいねっとほめると、うちの子供たちはうれしそうにほこらしげな顔をします。子供は自分でできたという達成感をおぼえ、それが自信につながり、また次も自分でがんばろうという気になるのではないかと私は強く思います。嫌いな野菜をちょっとでも食べられた、ズボンのフックを自分でやれた、どんな小さなことでも、自分でできたことを褒めてあげるっていうのを心がけています。

Q:お子さん達はデイケア/プリスクールに通われていますか?(何歳からですか?日系ですか?現地校ですか?)

長男は16ヶ月のときから、現地のデイケアに通い始めて、最近、日系のプリスクールに変わりました。前より、日本語を使って、話をすることも多くなってうれしく思っています。下の子は現地デイケアに4ヵ月半から通っています。2歳になったら、お兄ちゃんが通っているプリスクールに入れようと思っています。

Q:仕事と育児のバランスについて。仕事をしていて良かったというエピソードは?逆に、仕事をしていて大変だったというエピソードは?

仕事は大変ですが、好きなので、育児と共に続けられることを幸せに思います。一番困るのは、子供が熱で学校に行けないときです。子供と一緒に家にいてあげたい反面、仕事も休めない。本当に、つらいです。夫の仕事は会議がないかぎり、家から働くことも可能なので、ついついお願いすることが多いのですが、私も授業を休止しなくてはならないこともあります。去年の冬は次男が1週間おきに、風邪や気管支炎になったりして本当に大変だったのをおぼえています。

Q:時間管理は大きなテーマかと思いますが、何か実践されていることはありますか?

時間管理は本当に大きな課題です。出かけるときは1時間2時間多く時間をみて、したくをしはじめる。やらないくてはならない仕事や家事があれば、夜遅く、子供が寝てから。子供をねかしつけながら、自分もねてしまうこともしばしばなので、その場合は、朝はやく起きてやる。

Q:旦那さんとの子育て分担はどのようにされていますか?

特に分担しているわけではないですが、料理は私、その間、旦那さんは子供たちとあそんでくれます。よく、子供をおふろにいれたりもします。他の事は、その場その場で、お互い助けあってやっています。

Q:アメリカでの育児で大変だったエピソードは?その困難をどのように乗り越えましたか?

アメリカでとは限らず、育児で大変だったことは、長男が熱性けいれんを起こした時です。今までに6回も起こしているのですが、なれることはできません。一番最初は、18ヶ月のときです。おふろにはいったあと、オムツを着けて、夫が長男を持ち上げた時、私は長男の顔色がおかしいと思ったのです。その直後、ふるえだして、白目をみせるぐらいになって、すぐ911に電話をしました。その時は、熱性けいれんの事はまったく知らず、このまま死んじゃったらどうしようと本当に思いました。救急車で、病院にいってやっと、事情がわかったのです。色々自分でも、調べました。熱のせいで起こるけいれんは、命に別状はないと知りました。気孔確保のため、横に向けて寝かし、震えが収まるまで待ちます。子供が熱をだすたびに心配になりますが、何事も冷静に対処することを夫婦共々学びました。

Q:バイリンガル/トライリンガルになるように特別にしていることはありますか?

家では、私がなるべく日本語を使って会話をし、日本の絵本も読むようにしています。おじいちゃん、おばあちゃんと話をするのもいい日本語の練習になっていると思います。

Q:お子さんと一緒に行くオススメ地元スポットを二つ教えて下さい。

コスタメサのOrange County Model Engineersで月1回3週目の週末にただで、ミニ電車に乗れます。長男を前につれていって、とってもよろこんだので、今度次男も連れてみんなで行きたいなと思っています。

あと、Irvine Regional Parkもたまにいくのですが、ポニーに乗れたり、電車があったり、イースターのイベントのときはトラクターも乗れました。大きな公園で、家族でみんなで楽しめます。

Q:好きな子供ブランドはどこですか?(どの年齢の子どもでも構いませんので、プレママに是非お勧めしたいブランド)

Baby Gapでかわいい服をみつけたりすると、よく買っています。(セール時に)あと、TARGETとかで安くてかわいいTシャツとかも買います。すぐよごしたりするので、基本、高くなくて、コットンで着やすいものをさがすようにしています。

Q:趣味は何ですか?

趣味は料理、ショッピングなど。今は、ゆっくりという時間がなくあまりやれていませんが、ピラティスもやりたいなと思っています。

IMG_4952.JPG

Q:今後の夢は何ですか?

夢は、家族で色々なところに旅行することです。下の子が19ヶ月ということもあって、外食するのも一苦労というかんじなので、ゆっくり色々なところに行くというのは、当分時間がかかりそうです。

【インタビューを終えて】

二児のママであり、オレンジカウンティーのカレッジで教鞭をとっておられる直子さん。「子どもが熱が出た時一緒にいてあげたいけど仕事がやすめないのが辛い」というのは、多くの働くママ達が感じることなのではと思います。それでも教師という好きな仕事を、育児をしながらも続けられていることを幸せだという言う彼女の前向きさと真摯な姿がとても印象的でした。子どもとの関わりの中で成長が感じられる「ちょっとしたことが嬉しい」というのはとても共感できます。大きなイベントなどではなく、ちょっとしたことだけど嬉しいっていうのが、子育てをする上でこの上なく幸せなことなのかもしれませんね。インタビューのご協力、本当に有り難うございました!

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