• HOME
  • ABOUT
  • CONTACT
Menu

LALAMAMA

ママをつなぐ、ママの新しい生き方をつくる
  • HOME
  • ABOUT
  • CONTACT

【034】「子どもは親を見て育つと言われるように、親は子どもの鏡」オレンジカウンティーで料理教室Kate's Japanese Kitchenを主催、一児のママ/Kateさん

December 1, 2015

名前:川端ケイト

居住地:オレンジカウンティ

経歴:

福井県出身。大学を卒業後、IT会社、製薬会社、薬品会社にて秘書業務を努め、2007年に渡米。ワシントンD.C.にある法律事務所に勤務後、ニューヨークに渡り経理を学ぶ。その後今の主人と出会い、結婚を機にカリフォルニアに転居。2011年に息子が誕生しその後3年間専業主婦を行ってきたが,事業を立ち上げようと決意し、2014年5月にKate's Japanese Kitchenを設立。

南カリフォルニア歴:6年半

お子さんの年齢と性別:4歳(男の子)

Kate's Japanese Kitchen
Facebook Official Page
Blog

Q:出産はどこでどのように行われましたか?

Newport BeachにあるHoag Hospital で帝王切開で出産しました。予定日を4日過ぎても生まれてくる兆候がなかったので、5日目にはドクターの指示により病院に直接向かいました。待つ事なくウルトラサウンドをとりにと個室へ案内され、即座に子供の心拍数が落ち、私の血圧も下がり危険状態にあると告げられました。その後5分後には手術室に直行。当然ながら”荷物を取りに帰りたい〜!”という私の意見は却下。自然分娩を希望していたことから、この突然の出来事に愕然。麻酔=人生初、切られる=痛い??、等々とても複雑な境遇で手術台に挑みました。あまり覚えていませんが、ドクターは10分くらいで参上したかと思います。ドクターと病院の迅速な対応には今でも感謝なしではいられません。術中にはドクターと夫が次のような会話をしていたそうです。私はあいにくうつらうつらでぼんやりとしか覚えていないのですが。。”今切ってよかった、赤ちゃんの首にコードが二重になって巻き付いてますよー!” そして、ドクターが子宮を取り出し、”ハート形の子宮だよー、みて下さい、ブルースーさん!”と。。。そしてなんやら車のディーラーの話もポコリとでたそうな。。。なんとまあ、手術室は結構冷静なもんなのですよね。こっちは大変な思いをしているのに。。。

Q:出産後何が一番かわりましたか?

生活のリズムですかね。子供が生まれる前までは主人と好きな時に外出し、好きな時に食事をするといった気ままな生活でしたが、子供が生まれてからは、きちん時間の配分するようになりました。以前は食事の面も今程気を付けていませんでしたが,今は色とりどりのお野菜が食卓に並ぶよう気を配っています。なんといっても栄養は体の基ですからね、健康に育ってもらえるよう、息子には好き嫌いがないように何でも食べさせています。おかげさまで今のところ好き嫌いなく育っています。昔から”子供は親を見て育つ”といわれるように、親は子供の鏡です。息子の生活態度が悪い時は、”あー、私がそうしてるんだなー”と反省します。それらは私から改善し、息子にそれを伝えます。まさに、”子育て=親育ち”です。私も育ち中です、笑

Q:育児ポリシーはなんですか?

前述にもあるように、息子には規律と感謝の気持ち・礼儀を持つ事が大事だと伝えています。規律のある生活からは、きちんとした学校生活だけでなく、周囲との協調性、自身の忍耐力が養われると理解しています。逆に、きちんとしていない生活からは礼儀も学力も身につかないと思うので、息子には規律のある生活習慣を身につけてもらいたいと願っています。

規律と一言にいうと固いイメージがありますが、私はただ単に一日の生活の流れを伝えています。だらだらと食べたり遊ぶのでなく、起きたら朝食→お片付け→身だしなみ→遊び→お片づけ→幼稚園ー帰宅→荷物を定位置に戻す→手洗い→着替え/洗濯物をもっていく→遊び→お片づけ→手洗い→夕飯→お片づけ→パジャマに着替える/歯ブラシ→読書→就寝、といったような日々の生活サイクルです。この日常のベースが整っていれば次ステップへも躊躇することなく挑めるかと思います。

そして感謝の気持ち持つ事。これは何時の時代も同じで人間として備えておかないといけない事の一つであると思います。息子には何時でも感謝を持って人に接するようにと伝えています。とはいえ、私自身も今現在進行中の学習の身です。息子と一緒にしっかりとした人間性を構築していけるよう学んで行きたいと思っています。

Q:お子さんはいつからプリスクールに通っていますか?

日系のプリスクールに3歳の時から通っています。主人がアメリカ人(正式にはイギリス系カナダ人)なので、家では必然的に英語での会話となってしまいます。それでは日本語も日本の文化も得ることはできないということで、こちらのプリスクールに入園させるのを決めました。当初は主人から猛反対をくらい、バトルがくり広げられましたが、勝利は私が得ましたー!今では主人は日本語・文化の習得にはとてもよい理解を示してくれています。

Q:仕事と育児のバランスについて

息子が生まれた直後はいわゆる専業主婦だったのですが、息子が3歳になる3ヶ月前に今の事業を立ち上げました。当時は息子はまだ園に通っていなかったので、主人のヘルプなしでは何も賄うことは出来ませんでした。あの頃を思えば主人の多大なるサポートには本当に感謝です。

近年は女性だけでなく男性も育児に関わってきています。とりわけアメリカにおいては男性が育児をするという場面を多々見かけます。我々も共働き一家。仕事を始めてから、お互いにサポートし合い育児から離れる時間を設ける事が大切であるということを学びました。それにより、仕事の効率化、子供への愛情もより深まり、更に相互に感謝の気持ちが生まれることを知りました。もちろん、仕事を始めることにより生じる子供に与える影響は必ずなんらかの形でカバーしていかなければならないものなのですが。もちろん愛情を持って接する事ですよね。

Q:時間管理はどのようにされていますか?

やらなければならない事は思ったときに即実践するでしょうか。。。。”あー、あとでやればいいやー”なんて思っているとそんな時間はなくなってしまうからです。私は朝に強いので(早くて5時頃から)、できるだけ午前中に用事を済ませるようにしています。そして夕飯が終わる頃にはバタンしてしまっています。笑 実質、1日で起きている時間は眠っている時間が8時間だとすれば16時間しかありません。この16時間内で育児に家事、仕事をこなそうとするのですから、ぼーっとしているようでは全て補えません。日々、分刻みで頑張っています。

Q:旦那さんと子育てはどのように分担されていますか?

幸運な事に主人は子育ても家事もとてもサポートしてくれています。もともと週末には朝食をつくってくれたり、掃除も一緒にしてくれる人だったのですが、出産後、私が疲れてぐったりしている時などには、自ら買い物に行き夕飯を作ってくれたりします。(味はともかく!)人につくってもらうものはなんて美味しいのだろー。。と感動したものです!最近は、子供を公園に連れていくのが日常の日課のようで、毎日夕飯前に少しだけ公園遊びに連れて行ってくれます。その間は私の自由時間として夕飯作りや仕事、用事を済ませる事ができるのでとても助かっています。

Q:アメリカでの子育てをする中で大変だったエピソードは何ですか?

出産時も出産後も両方の両親も家族も誰も駆けつけてくれなかったので、二人、二人三脚でやってきました。私は末っ子で生まれ、従兄弟が周りにいなかったので、子供を見るという機会が過去になく、息子の”おぎゃー”からこれまで、全てが無知。育児は7人兄弟で育った主人から指示を仰いでやってきました。徐徐に増えたママ友さんたちからも多くのアドバイスを受け、色々試行錯誤しながら育児体験を経験しましたね。出産後2週間は主人が会社を休んでくれましたが、その後はひとりぼっち。毎日のように”これどうすんのー?” “大変、息子が泣き止まないー”などと主人に電話していた記憶があります。大変なことも多くありましたが、今思えばその二人三脚で頑張って来れたことを誇りに思います。

Q:バイリンガルになるように特別にしていることはありますか?

出来るだけ日本語で接するよう心がけていますが、3歳まで英語環境で育ててしまった息子はすでに英語が強く、今も日本語習得は難関点といった所でしょうか。。。まさに、せっかく日本語習得が出来る環境があるのに、それを無駄にしてどうする!です。遅ればせながらではありますが、日本語・日本の文化を重視した教育を日々目指しています。面白い事に、主人と話す時は英語で、私には日本語で語りかけてきます。とはいえ、まだまだ日本語がおぼつかず私が理解できずにいるとイライラするのか、”プーン”とお怒りの様子を見せます。。笑 将来的には補修校には通わせる予定ですが、この方面は彼の意見を尊重して決めて行きたいと思っています。彼にチョイスが出来る環境は与え、どちらも選べるようにはし決定していきたいと思っています。

Q:お子さんと行くお勧め地元スポットは?

近場ですと、近所にあるレイクにお弁当を持ってよく出かけます。そこでセーリングをしたり,泳いだり、釣りをしたり楽しんでいますね。あと、ここからはサンディエゴが近いということと、主人の仕事のパートナーがあちらにいるということで、よく泊まりがけで出かけます。町中をぷらぷらとドライブしているとオレンジカウンティーとは全く違った町並みが現れます。レストランも多彩にあり、まさに私好みの町です!子供にはシーワールドやレゴランド、動物園にサファリパークといったテーマパークが盛りだくさんなので家族でのプチ旅行にはお勧め!とりわけサファリパークがうちの息子はお気に入りのようです。連れて行くと連れて帰るのが大変なので帰路がいつも悩みの種となりますが。。

Q:お勧めの子供ブランドは何ですか?

Burt's Beesのブロダクトですかね。息子はうまれつき肌が弱く、赤ちゃんの時はおむつかぶれが酷かったのですが、その際に使用してよかったのがこちらプロダクト”ダイパーオイントメント”です。今も汗疹ができると、このクリームを使っています。赤ちゃんの時は、ボディーシャンプーもクリームもこちらを使用していましたが、こちらもとてもよかったです。ちなみに私のリップスティックもこちらの製品ですー。

小さい頃は"Melissa & Doug" が重宝していて、息子はパズル好きなのですが、最近はダイナソーのちょっと複雑なパズルや、アメリカや世界マップのようなパズルがお気に入りです。

http://www.melissaanddoug.com

今は、"Lake Shore Learning" がオススメです。

http://www.lakeshorelearning.com

今後は、室内でのおもちゃというより、自転車やスケートボード、ローラースケートといったような屋外でのものが増えて行くのでしょう。さすが男子。

Q:趣味は何ですか?

週に2〜4回はクラシックバレエのクラスをとっています。どんなに大変なことがあっても、バレエを通し解決法を見出します。1セッションは1時間半ですが、この時間がものすごく重要。これにより日々の活力を得ています。シンフォニーやバレエ鑑賞にもたまに出かけさせてもらっています。日頃溜まった毒素はこれにて一気に分解です!家族での趣味はというとやはり旅行でしょうか。お金と時間が許す限り出かけたいですね。

Q:今後の夢は何ですか?

今の仕事を少し展開し、新たなビジネスを始めたいですね。もちろん家族あっての事。家族を大事にし、息子の成長を見守りつつ、この夢を家族みんなで暖めて行きたいと思っています。

【インタビューを終えて】

ケイトさんとの出会いはケイトさん主催のお料理教室でした。美味しいのはもちろんのこと、お皿の上にアートを描くように作り上げていく色鮮やかな料理の数々。息子さんへの毎日の食事も色とりどりのお野菜が食卓に並ぶよう気を配っているという彼女。好き嫌いがないというのは、彼女の毎日の心を込めた食事があるからこそなんだろうなと思います。仕事を始めてから、お互いにサポートし合い育児から離れる時間を設ける事で、仕事の効率化、子供への愛情が深まる、更に相互に感謝の気持ちが生まれるというのは、共働きをするママへのヒントになるのではと思いました。ケイトさんの料理レッスンは、カップルナイト、ガールズナイトにもピッタリな楽しい内容になっているので、是非サイトをチェックして見て下さいね。今回はインタビューのご協力本当に有り難うございました!

Comment
← Newer Posts Older Posts →

Latest & Greatest

Featured
Jul 10, 2017
【059】「今の趣味は、子育て。子どもを持たない人生がどうしても考えられなかったので、産める体づくりを自分なりに心がけてきた」41歳で自然妊娠・高齢出産をした一児のワーキングママ/Sonokoさん
Jul 10, 2017
Jul 10, 2017
Mar 21, 2017
【058】「抑圧的にコントロールするのではなく、子どもがしたいと思う事をうまくリードして、サポートして、大切なことをアドバイスしていきたい」OC在住でプロジェクトマネジャーとして活躍する一児のママ/Azusaさん
Mar 21, 2017
Mar 21, 2017
Mar 8, 2017
【057】「子どもが自分で考える力をつけられるよう、答えを教えないで一緒に考える。答えをあげないことが答えにつながる」レッジョ・エミリアの教育方法をロサンゼルスから日本に伝える活動をする二児のママ/Mutsumiさん
Mar 8, 2017
Mar 8, 2017
Jan 25, 2017
【056】「きちんと守るバウンダリーは大きめにしっかり作っておいて、その中ではたくさん自由に」ロサンゼルスのライフスタイルショップBaum-kuchenオーナーで、ホームスクール実践している二児のママ/Wakakoさん
Jan 25, 2017
Jan 25, 2017
Jan 10, 2017
【055】「育児書や他人の意見はほどほどに取り入れて、自己流で楽しい育児をしたい」フリーランスフォトグラファーで一児の新米ママ/Chiharuさん
Jan 10, 2017
Jan 10, 2017
Dec 2, 2016
【054】「味噌・みりん・お酢などの調味料を初め、全ての料理を出来るだけ子ども達と吟味して手作りすることを大切にしている」南カリフォルニアでスローライフを送る、三姉妹のママ/Seikoさん
Dec 2, 2016
Dec 2, 2016
Oct 27, 2016
【053】「自分の夢、家族の夢、子どもの夢、夫婦の夢」趣味のランニングからフルマラソンに初挑戦し今年見事完走、サンディエゴ在住二児の専業ママ/Sachikoさん
Oct 27, 2016
Oct 27, 2016
Aug 16, 2016
【052】「親も人間、完璧な子育てや家庭環境を与えられなくても、子どもは親の背中を見て育つ」サンディエゴの母校でもあるカレッジで留学生アドバイザーとして活躍する、三人のママ/Mikaさん
Aug 16, 2016
Aug 16, 2016
Aug 2, 2016
【051】「丁寧に生きるが今の私のテーマ。子育てもなるべく丁寧にと心がけてる」ハイキング・旅好きなサンディエゴの専業ママ/Makiさん
Aug 2, 2016
Aug 2, 2016
Jul 20, 2016
【050】「人が人の命をつくり命を繋いできたからこそわたしがいるのだと、子どもが生まれて心の底から感じた」フリーランスでコミュニケーションデザイナーとして活躍する一児のママ/Tomoさん
Jul 20, 2016
Jul 20, 2016

Fresh Tweets


Powered by LALAMAMA ©